温度、湿度、CO2など、ハウス内の環境情報を手軽に見える化

「あぐりセンス」は施設園芸における室内の環境情報を「簡単・手軽」に 計測するために開発されたワイヤレスセンサーです。

920MHz帯無線のルーターモジュール(子)を内蔵し、コーディネータ(親)「あぐりセンスクラウド」を介して3G/LTEでクラウドに環境データを蓄積します。

電源を接続するだけで、設置場所の環境情報を一定間隔で計測、 周辺機器にワイヤレスで計測データを配信できます。

温度、湿度、CO2など、一台に複数のセンサーを搭載することが可能で、 数種類の対応センサーから、ご希望の組み合わせをお選びいただけます。

通信距離・回折性に優れた「920MHz帯特定小電力無線」モデルのほか、 スマートフォンと直接通信が可能な「Bluetooth® 4.0 low energy」モデルをご用意しております。

クラウド連携で、いつでも、どこでも「見える化」を実現

集中制御ボックス「あぐりセンスクラウド」 と連携することで、計測データをクラウド上のデータベースに伝送・記録することができます。

クラウドに記録されたデータは自動で統計・グラフ化され、 お使いのパソコンやスマートフォン・タブレットから、 いつでも、どこでも、必要な情報をすぐに確認できます。

スマートフォンと直接通信が可能なBluetooth® low energyモデル

Bluetooth® low energy(BLE)モデルでは、専用機器を介することなく、 対応スマートフォンと直接通信が可能です。

専用アプリをインストールするだけで、作業前、休憩中など、 その場の環境情報をリアルタイムにモニタリングできます。 直接通信のため、インターネットが利用できない環境でもご利用いただけます。

アプリは「Google Play」 より無料でダウンロードできます。

そのハウスの室内環境、どこも同じですか?

同じ施設内であっても、日射や暖房、排気扇などの影響によって、 室内環境は場所によって異なるものです。

安定した品質や収量を確保するためには、室内環境を一点ではなく 多点で空間的に計測し、環境ムラを常に把握・改善していくことが 重要です。

「あぐりセンス」は複数ノードの設置が可能。 各ハウスへの設置はもちろん、同じハウス内に複数設置することで、 室内の場所による環境の差異を空間的に数値化・視覚化できます。

多彩なバリエーション、広がる利用シーン

施設園芸用 子機センサBOX920MHz版設置型
「AGRISENSE-S01-S」

通信距離・回折性に優れた920MHz特定小電力無線を採用。 最大16台のマルチホップ接続により、理論値(見通し良)で16kmの広域通信に対応。
主な仕様
外形寸法 125(W)×175(H)×60(D)mm *突起部含まず
通信方式 920MHz帯特定小電力無線
電源供給 商用電源 単相100V(AC/DCアダプタ)
標準搭載センサー 温度・湿度・二酸化炭素濃度
オプションセンサー 日射、土壌温度/水分/電気伝導度
本体価格 オープン
必須連携機器 あぐりセンスクラウド:データは無線を介しあぐりクラウドに伝送します
ランニングコスト あぐりセンス1機増加(3台目増設以降)ごとに500円/月のサーバー利用料が発生します
*標準であぐりクラウドのSIM利用料+サーバー利用料が別途必要です

BLE版携帯型
「AGRISENSE-P01-BLE」

手で握り込めるサイズで、持ち運びや、アプリ開発にも便利な携帯型。農業以外の用途にも。
主な仕様
外形寸法 35(W)×12(H)×75(D)mm
通信方式 Bluetooth® 4.0 low energy
電源供給 リチウムイオン二次電池(付属のUSBケーブルにより充電)
標準搭載センサー 温度・湿度
本体価格 オープン
生産 受注生産

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